原題
Predictors of tumour dynamics over a 6-week course of concurrent chemoradiotherapy for glioblastoma and the impact on survival.
背景:この研究は同時化学放射線療法中の神経こう芽腫(GBM)患者における腫よう動力学を理解することを目的とした。
方法:129人のGBM患者を、治療中に4間隔でMRI画像によりモニターした。脳梁の関与、手術の範囲、および遺伝子マーカーを含む変数も評価した。
結果:腫瘍容積の有意な減少が、特に脳梁が関与していない患者および全切除を受けた患者で観察された。治療の中間点での腫瘍の拡大および治療後の腫瘍の移動は、低い生存率と関連していた。遺伝子マーカーと腫瘍動態との間には関連性は認められなかった。
結論:脳梁の関与と外科的介入の程度は独立して腫よう動態を予測し、適応治療戦略のための患者選択に役立つ。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.03.036
PMID: 38561051
Open Access
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