日本における高線量率小線源治療を用いた再発婦人科癌に対する再照射:診療パターンと転帰に関する多施設調査。

原題
Reirradiation for recurrent gynecologic cancer using high-dose-rate brachytherapy in Japan: A multicenter survey on practice patterns and outcomes.
背景:日本における再発婦人科癌に対する高線量率(HDR)近接照射療法再照射の現状を調査した。

方法:HDR近接照射療法で治療した婦人科癌患者の多施設カルテレビューからのデータを精査した。

結果:2000年から2018年の間に9施設で165人の患者に治療が行われた。治癒目的で治療された142人の患者を分析したところ、生存率は子宮頸癌53%、子宮内膜癌100%、外陰および膣癌54%であった。有意な危険因子は再照射までの間隔であった。

結論:HDR小線源再照射は再発婦人科癌の治療に有効であり,特に再照射までの間隔を長くすることが有効であった。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110269
PMID: 38583719

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