前立腺特異抗原スクリーニングと15年前立腺がん死亡率:CAPランダム化臨床試験の二次解析。

原題
Prostate-Specific Antigen Screening and 15-Year Prostate Cancer Mortality: A Secondary Analysis of the CAP Randomized Clinical Trial.
背景:CAP Cluster Randomized Trial of PSA Testing for Prostate Cancerは当初、10年間の追跡時に前立腺癌死亡率に対する前立腺特異抗原(PSA)スクリーニングの効果を報告しなかった。

方法:この試験の二次解析では、15年間の追跡調査時の前立腺癌死亡率に対するPSAスクリーニングの1回の招待の効果を評価した。イングランドとウェールズの573のプライマリケア診療所から50-69歳の400,000人以上の男性が参加した。

結果:1回のPSA検査の招待を受けた介入群は、検査に招待されなかった対照群と比較して、前立腺癌の死亡率が0.09%低く、低悪性度および限局性疾患の検出が増加したが、総死亡率は同程度であった。

結論:1回のPSAスクリーニングの要請は、15年の追跡時に前立腺癌死亡を減少させたが、死亡の全体的な減少は小さかった。
Journal: JAMA (CiteScore 2022: 45.4)
DOI: 10.1001/jama.2024.4011
PMID: 38581198

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