原題
Clinical Results and Prognostic Factors in BNCT for Recurrent Squamous Cell Carcinoma of the Head and Neck under the Japan National Health Insurance System: A Retrospective Study of the Initial 47 Patients.
ほう素中性子捕捉療法(BNCT)の再発頭頚部癌に対する治療としての可能性を評価した。
方法:2020年5月から2021年2月までに日本でBNCTで治療され,以前に放射線療法を受けた47人の患者について後ろ向き分析を行った。
結果:BNCTは51%の完全奏効率と74%の全奏効率を達成し、全生存率は1年で86.1%、2年で66.5%であった。粘膜の位置は、完全奏効を達成する可能性に有意に影響した。
結論:臨床現場におけるBNCTの有効性と安全性を示す結果が得られたが、正確な用量投与のためには技術的な改善が必要である。さらなる研究が進行中である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.03.041
PMID: 38580084
コメント