原題
Impact of FAPI-46/dual-tracer PET/CT imaging on radiotherapeutic management in esophageal cancer.
背景:線維芽細胞活性化蛋白(FAP)は種々の癌で発現している。本研究では、FAPのガリウム-68放射性標識阻害剤(FAPI-46-PET検査)とフルオロデオキシ-D-グルコース(FDG-PET検査)を用いたデュアルトレーサイメージングにより、一次食道癌の管理に及ぼす影響に焦点を当てた。
方法:化学放射線療法が予定されている32人のEC患者は、FAPI-46とFDG PET/CTの両方を同じ/別々の日に受けた。腫瘍体積および病期の変化をPET画像化の前後で比較した。
結果:原発腫瘍は、すべてのFAPI-46/デュアルトレーサースキャンおよびFDGの93%で検出された。デュアルトレーサーPET後、38%の患者でリンパ節の状態がアップステージされた。治療レジメンの変更は8人の患者で観察された。
結論:この研究は、ECの管理におけるFAPI-46/デュアルトレーサーPETの可能性を実証している。結果はさらなる評価を保証する。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02430-9
PMID: 38575990
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