原題
Rapid Switching of a C-series Linear Accelerator between Conventional and UHDR Research Mode with Beamline Modifications and Output Stabilization.
背景:本研究では、一貫性のある安定した超高線量率(UHDR)ビームラインを目指して、FLASH放射線療法における治療のための従来の電子ビームラインとUHDR電子ビームラインとの間の迅速な変換のための古いCシリーズ線形加速器(リニアック)の再構成を検討した。
方法:ライナックオーバーホールは2分以内に効率的なスイッチングモードを可能にした。10 MV光子モードが選択されたとき、空気システムの追加はX線ターゲットを後退させ、より高い電流の元の電子ビームへのアクセスを可能にした。自動周波数制御システム信号を用いて微調整を行った。
結果:UHDR電子ビームの信頼できる安定性が確立され、オープンフィールド測定では432Gy/sの平均線量率を示した。UHDR変換による機械のダウンタイムは1年間で0件であった。
結論:この研究は、432Gy/sの平均線量率で一貫した10 MeVのUHDRビームを生成することに成功し、多様な照射野サイズと条件にわたってFLASH実験のための安定した線量を送達する能力を意味した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.01.215
PMID: 38552990
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