頭頸部傍神経節腫に対する定位放射線治療:治療反応をどのくらい待つべきか?

原題
Stereotactic radiotherapy for head and neck paragangliomas: How long should we wait for treatment response?
背景:定位放射線治療(SRT)は頭頚部傍神経節腫の治療に有効であることが証明されているが、腫よう容積減少(TVR)のタイムラインは不明である。
方法:最終的なSRTで治療した63症例の後ろ向き評価では、社会科学のための統計パッケージを利用した。
結果:中央値40か月の追跡後、62%の全体的なTVR率が観察され、TVRまでの中央値はSRT後9か月であった。以前に手術を受けておらず、追跡期間が長い症例では、より高いTVR成功率を示した。有意な毒性は観察されず、局所制御(LC)率は100%で優れていた。
結論:SRTは頭頚部傍神経節腫に対して優れたLC率を有するが,TVR反応はかなりの時間を要する。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110232
PMID: 38499272

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