原題
Breast Reconstruction Complications After Postmastectomy Proton Radiation Therapy for Breast Cancer.
背景:本研究では,乳房切除術後に陽子線治療(PMPRT)を受け,その場で再建術を受けた乳癌患者における外科的介入に至る重篤な合併症の発生をレビューした。
方法:本研究は,PMPRT中に乳房再建術を受けたprospective proton registryからの患者を精査し,病気の結果,主要な再建術合併症(MRC),及びMRCを予測する因子を評価した。
結果:68人の女性に投与された73コースのPMPRTのうち、9コースが手術を必要とするMRCとなった。ほとんどのMRCには、被膜拘縮、脂肪壊死、感染などの合併症が含まれていた。BRタイプ、陽子線技術、年齢、喫煙状態、およびMRCの間には関連性は認められなかった。
結論:PMPRT後の主要な外科的介入は低く、完全な再建の失敗は稀である。MRCの発生は再建のタイプ間で類似していた。ルーチンの修正のための小手術は一般的である。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2023.101385
PMID: 38495035
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