原題
Tolerance of Concurrent Adjuvant Radiation Therapy and Pembrolizumab for Triple Negative Breast Cancer: Real Life Experience.
背景:局所進行トリプルネガティブ乳癌(TNBC)は、通常、化学免疫療法、手術、放射線治療(RT)、およびペムブロリズマブによって管理される。ペムブロリズマブと補助RTを併用した場合の安全性は、これまで研究されていない。
方法:1件のアンビスペクティブ研究では、ペムブロリズマブを併用するまたは併用しない補助RTを受けたTNBC患者を比較し、治療の忍容性プロファイルを評価した。
結果:28人の患者がペムブロリズマブとともにRTを受け、27人がペムブロリズマブを差し控えた。2人の患者が重大な毒性を経験したが、群間で毒性レベルに顕著な差はなかった。心臓または肺の有害事象は報告されず、12ヶ月間に再発は発生しなかった。
結論:本研究では、2群間で毒性に差は認められなかった。今後の研究および長期追跡調査により、これらの知見が確認される可能性がある。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2023.101384
PMID: 38495034
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