放射線治療を受けている患者におけるカンナビノイドの認識と利用:我々の患者は好奇心が強い。

原題
Perception and Utilization of Cannabinoids in Patients Undergoing Radiation Treatment: Our Patients Are Curious.
背景:癌患者におけるカンナビノイドの使用を調査した研究はほとんどない。この研究は、放射線療法の副作用を管理するためのカンナビノイドの使用パターンと認識を理解することを目的とした。

方法:包括的な癌センターで放射線治療を受けているか最近完了した患者に匿名調査を配布し、カンナビノイド使用のパターン、理由、認知された効果、及び処方に関するデータを収集した。

結果:431人の回答者のうち、26%ががん診断後にカンナビノイドを使用しており、74%が症状の改善を認めた。カンナビノイドは39%で処方を上回り、16%で処方鎮痛薬を減らし、睡眠と不安の管理を助けた。しかし、使用者の45%および非使用者の35%は、カンナビノイドについて医師とさらに話し合いたいと述べた。

結論:癌患者の1/4は症状コントロールのためにカンナビノイドを使用しており、しばしば緩和を見出している。しかし、多くはカンナビノイドについて癌専門医との話し合いが不足している。放射線腫瘍医がこのギャップに対処するのを助けるためのガイドラインが必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.02.045
PMID: 38462019

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