mRNAベースの治療法:COVID-19ワクチンの先を見る。

原題
mRNA-based therapeutics: looking beyond COVID-19 vaccines.
背景:mRNA技術の進歩は、ゲノム統合のリスクのない迅速、強力かつ一過性の性質のおかげで、感染症や癌を含む多くの疾患の治療に用いられるmRNAベースの治療法の新しい時代を触媒してきた。

方法:本論文では、ワクチン、免疫療法、およびタンパク質補充療法における使用、ならびに標的細胞および臓器への送達を含む、mRNA技術の最近の進歩について概説する。

結果:mRNA治療薬は、COVID-19中の製造可能性の規模を証明しているが、mRNAの安定性、発現期間、送達効率および標的化可能性に関しては課題が残っている。

結論:前臨床および臨床研究の拡大から学ぶことにより、mRNAプラットフォームは、様々な疾患特異的な臨床ニーズを満たすように改善することができ、COVID-19ワクチンを超えてmRNA治療の使用を拡大することができる。

Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(23)02444-3
PMID: 38461842

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