原題
HER2 Gene Expression Levels Are Predictive and Prognostic in Patients With Metastatic Colorectal Cancer Enrolled in CALGB/SWOG 80405.
背景:本研究では,転移性結腸直腸癌の治療におけるある種の遺伝子発現と増幅の潜在的な予後と予測値を調べた。
方法:559の原発腫瘍からのDNAを遺伝子増幅についてプロファイリングし、925の腫瘍からの組織を遺伝子の発現について試験した。全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS)を評価したアウトカムとした。
結果:高い遺伝子発現は、治療とは無関係に、PFSおよびOSの延長と関連していた。さらに、遺伝子発現の増加は、ベバシズマブを上回るセツキシマブによるOSの有益性を予測するようであった。
結論:遺伝子発現レベルは、転移性結腸直腸癌患者に対するベバシズマブベースの治療とセツキシマブベースの治療の間の治療選択を潜在的に導くことができる。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01507
PMID: 38457761
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