非小細胞肺癌における(68)Ga-FAPI-04 PET/CT:リンパ節転移の正確な評価と線維芽細胞活性化蛋白質発現との相関。

原題
(68)Ga-FAPI-04 PET/CT in Non-Small Cell Lung Cancer: Accurate Evaluation of Lymph Node Metastasis and Correlation with Fibroblast Activation Protein Expression.
背景:線維芽細胞活性化蛋白質(FAP)は固形腫瘍の診断と治療の標的となる可能性がある。本研究では、非小細胞肺癌(NSCLC)のリンパ節転移を検出するためのGa-FAPI-04 PET/CTの診断効率とFAP発現との相関を検討した。

方法:本研究では、Ga-FAPI-04 PET/CTを受けたNSCLCの疑い例または確定例136例を後ろ向きに登録した。本研究では、Ga-FAPI-04の診断能およびFAP発現との相関を検討した。

結果:Ga-FAPI-04 PET/CTは、原発腫瘍およびリンパ節転移の検出に優れた診断感度を示した。さらに、Ga-FAPI-04の取り込みはFAP発現と正の相関を示した。

結論:Ga-FAPI-04 PET/CTの使用はNSCLCにおけるリンパ節転移の検出に有効な診断効率を示し,FAP発現と密接に関連していた。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.266806
PMID: 38453362

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