原題
Treatment patterns and outcomes in metastatic castration-resistant prostate cancer patients with and without somatic or germline alterations in homologous recombination repair genes.
背景:相同組換修復(HRR)遺伝子,特にBRCA1/2の変異と転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)の治療結果との間の関係は更なる検討を必要とする。
方法:HRR変化に基づいて3群に分けた729人のmCRPC患者からのデータを分析し,生存転帰に対するこれらの変化の影響を検討した。
結果:患者のうち、13.2%がBRCA変異を有しており、HRRの非BRCA患者または非HRR患者よりもアウトカムが有意に不良であった。第一選択治療がアンドロゲン受容体シグナル伝達阻害薬またはタキサンのいずれであったかに基づいてアウトカムに有意差はなかった。
結論:BRCA突然変異を有するmCRPC患者は非BRCA患者よりも転帰が不良であり、HRR突然変異の早期スクリーニングの重要性を強調した。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.01.011
PMID: 38417742
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