I~III期のホルモン受容体陽性乳癌を有する男性における20年間の死亡リスク。

原題
Mortality Risks Over 20 Years in Men With Stage I to III Hormone Receptor-Positive Breast Cancer.
背景:以前の研究はホルモン受容体ポジティブ(HR+)乳癌の女性における再発と死亡の長期リスクを同定した。しかし、HR+乳癌の男性に対するそのようなリスクは未知のままであった。

方法:Surveillance, Epidemiology, and End Resultsプログラムからの集団ベースのデータを用いて,観察研究は1990年から2008年の間にステージI-IIIのHR+乳癌と診断された男性を調べた。それは年齢,病期および腫ようグレードに基づいて乳癌特異的死亡率(BCSM)の累積20年リスクを評価した。

結果:2,836人の男性を対象とした研究では、20年BCSMリスクは12.4%(ステージI)、26.2%(ステージII)、および46.0%(ステージIII)に達した。より高いリスクは、50歳未満の年齢、より高い腫瘍グレード、およびより遅い病期と相関していた。

結論:ステージI〜IIIのHR+乳癌の男性は,年令,腫ようステージ,及びグレードに影響され,20年以上にわたり持続的なBCSMリスクを示した。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2023.7194
PMID: 38421673

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