原題
The Impact of Baseline PSMA PET/CT Versus CT on Outcomes of (223)Ra Therapy in Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer Patients.
背景:本研究は、ベースラインの前立腺特異的膜抗原(PSMA)PET/CT画像またはベースラインのCT画像が、転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)を有する前立腺癌患者に対するRa-ジクロリド治療の結果に影響するかどうかを評価することを目的とした。
方法:プロスペクティブ観察研究からのデータをレトロスペクティブに分析し、患者をbPSMA群またはbCT群に分け、一次および二次アウトカムを測定した。
結果:生化学的反応に関しては有意差は認められなかったが、全生存期間(OS)はbCT群の方が短く、これは主に軟部組織病変(STI)の検出不足によるものであった。
結論:生化学的反応に差はないにもかかわらず、イメージング法としてbCTをPSMA PET/CTに置き換えることは、STIの検出が改善されたため、Ra治療を受けているmCRPC患者のOSを改善する可能性がある。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.266654
PMID: 38423781
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