原題
A Phase II Trial of Primary Tumor SBRT Boost Prior to Concurrent Chemoradiation for Locally-Advanced Non-Small Cell Lung Cancer.
背景:本研究では、化学放射線療法を受けている局所進行NSCLC患者において、原発腫瘍制御(PTC)に定位放射線治療(SBRT)ブーストを追加した場合の成功を評価する。
方法:患者は化学放射線療法の前にSBRTブーストを受け、PTC、客観的奏効率、無病生存率および全生存率などの因子を測定し、fMRIおよびmiRNA解析を実施した。
結果:21人の患者の中で、一般的な副作用には肺炎と疲労が含まれていた。客観的奏効率は約76%、PTCは1年で100%、2年で92.3%であった。2年無病生存率と全生存率はそれぞれ46.1%と50.3%であり、fMRIとmiR.142.3pレベルに相関が認められた。
結論:Upfront SBRTは実行可能であり、良好な腫瘍学的転帰に加えて高いPTCを提供する。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.02.020
PMID: 38387808
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