原題
Interfractional variation in whole-breast VMAT irradiation: a dosimetric study with complementary SGRT and CBCT patient setup.
背景:本論文では、表面誘導放射線治療(SGRT)とコーンビームコンピュータ断層撮影(CBCT)装置を用いて、左側全乳房照射における装置の不確実性と組織変形の線量測定効果を評価した。
方法:治療コースをシミュレートし、計画と比較して変形したCT画像上の線量を計算し、ハウスドルフ距離(HD95)による標的体積(CTV)変動性を評価し、2つの治療技術を用いて計画及びシミュレートした線量分布を評価する29人の患者について研究を行った。
結果:ほとんどのCTV変動は、CBCTおよびSGRT設定を用いた治療の85%で5 mmのマージン内に収まっており、8.6 mmの残留誤差が明らかになった。標的範囲は両方の技術で高かったが、垂直残留誤差はバイアスを示した。
結論:CTVからPTVへのマージンは、毎日のCBCT設定であっても、5 mm未満に減少すべきではない。試験した両方の技術は、線量範囲に関して良好に機能し、SGRTの有益な補完としてCBCT設定を推奨した。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-024-02418-5
PMID: 38347554
Open Access
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