原題
The individualized delineation of clinical target volume for primary nasopharyngeal carcinoma based on invasion risk of substructures: a prospective, real-word study with a large population.
背景:鼻咽頭癌(NPC)治療における臨床標的容積(CTV)描写のための現在のガイドラインは、腫瘍の範囲に関係なく統一されたアプローチのために議論の余地がある。本研究では、距離と部分構造に基づく個人化された方法を試験する。
方法:NPCの広がりに関する情報は、354人の新しい患者から収集され、周囲の構造は浸潤のリスクによってランク付けされた。遠隔転移がない場合、提案された個別化アプローチを適用するために新しいサンプルが使用された。主要アウトカムは局所無再発生存期間(LRFS)であった。
結果:約1000人の患者を66.6か月間追跡した後、5年LRFSと全生存率(OS)はそれぞれ93.2%と91.5%であった。晩期毒性は許容できる程度に低かった。
結論:患者特異的CTV描写戦略は、有望な腫瘍制御、生存転帰、および忍容可能な晩期毒性を示した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110154
PMID: 38367938
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