原題
Are We Missing Acute Toxicities Associated with Hypofractionated Breast Irradiation? A Report from a Large Multi-Center Cohort Study.
背景:寡分割全乳房照射(HF-WBI)の有効性は理解されているが、急性毒性に関するデータは限られている。このため、研究者らは、治療後2週間の早期フォローアップが、4週間のフォローアップと比較して急性毒性の検出を増加させるかどうかを評価した。
方法:HF-WBI患者における急性毒性を、治療後2週間(2016〜2018年)と4週間(2013〜2015年)に追跡したコホート間で比較した。急性毒性は、重度の乳房痛および/または湿性落屑の発生と定義した。
結果:急性毒性は2つの追跡群間で類似していた(4週間で26.4%、2週間で27.7%)。複合毒性は、追跡期間ではなく、年齢、BMI、喫煙状態、および治療技術に影響された。
結論:本研究では、2週間後のHF-WBI患者のフォローアップは、4週間のフォローアップと比較して急性毒性の発生率を上昇させなかったことが明らかになった。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2024.01.225
PMID: 38364950
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