原題
Shared decision making with breast cancer patients – does it work? Results of the cluster-randomized, multicenter DBCG RT SDM trial.
背景:共有意思決定(SDM)は、医学的決定、特に乳癌後の補助療法に患者を関与させるための推奨されるアプローチである。本研究の目的は、診察中の患者意思決定支援ツールであるディシジョンヘルパー(DH)がこのような患者の関与を強化するかどうかを検討することである。
方法:腫瘍専門医は、DHまたは標準診療のいずれかを使用するように無作為に割り付けられた。患者の関与は、補助的全乳房照射に適格な患者に実施された共有意思決定質問票を通じて評価された。
結果:674人の患者のうち、635人が一貫して介入群とのより高いレベルの関与を報告した。腫瘍専門医が報告した患者の関与も介入群の方が高かった。
結論:DHの使用は、医学的決定への患者の参加を有意に改善し、デンマークの標準治療ガイドラインに含まれるようになった。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110115
PMID: 38316191
Open Access
コメント