頭頸部がんIMPTに対する完全に自動化されたロバストな多基準治療計画の検証。

原題
Validation of Fully Automated Robust Multicriterial Treatment Planning for Head and Neck Cancer IMPT.
背景:本研究は、頭頚部癌患者の治療において、手動で作成した強度変調陽子線治療(IMPT)計画と自動生成したIMPT計画を比較することを目的とした。

方法:以前に治療された33人の患者を後ろ向きに含めた。初期治療のための手動IMPT計画を用いて、Erasmus-iCycleを適用して、残りの30人の患者のためのロバストなIMPT計画を自動構成した。
結果:自動化された計画により、リスク臓器(OAR)線量の顕著な改善とともに、臨床的制約内での標的範囲が確保された(p<.001)。OARでは線量減少の中央値が観察されたが、自動計画は口腔乾燥症および嚥下障害の正常組織合併症の確率も有意に低下させた。 結論:Erasmus-iCycleは、手動計画と比較して、同様の標的範囲であるが、より良いOAR線量およびより低い合併症確率を有する自動IMPT計画を作成し、計画作業負荷を有意に減少させた。 Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11) DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.12.034
PMID: 38284961
Open Access

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