原題
Definitive single fraction spine stereotactic radiosurgery for metastatic sarcoma: Simultaneous integrated boost is associated with high tumor control and low vertebral fracture risk.
背景:Sarcoma脊椎転移(SSM)の管理は、貧弱な化学療法反応と高い放射線抵抗性のために困難である。シングルフラクション同時集積ブースト(SIB)脊椎定位放射線手術(SSRS)の治療成績を調査した。
方法:本研究では、単一の三次施設でSSRSで治療されたSSM患者をレトロスペクティブにレビューし、疾患の進行をカプラン・マイヤー分析で測定し、ハザード比を比例ハザードモデリングで決定した。
結果:100病変を有する70人の患者群において、SSRSは16%の局所失敗率をもたらした。最低線量を1 Gy増加させると、局所失敗リスクが有意に低下した。脊椎圧迫骨折は治療後に患者の9%に発生した。
結論:放射線抵抗性にもかかわらず、1分割SSRSで治療したSSM患者は高い局所制御率を示し、予期せぬ長期毒性はなかった。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110119
PMID: 38311030
コメント