再発または難治性の高リスク神経芽細胞腫に対する術中放射線療法:27年間の経験。

原題
Intraoperative Radiation Therapy for Relapsed or Refractory High-Risk Neuroblastoma: A 27-Year Experience.
背景:高リスク神経芽細胞腫(NB)患者に対する治療としての術中放射線療法(IORT)の有効性と安全性を検討した。
方法:1995〜2022年にIORTで治療した92人の小児NB患者について後ろ向き研究を行った。局所失敗率と生存率を調べた。
結果:IORT後の局所再発は5年で患者の29%に観察され、全生存率は5年で29%であった。IORT関連の毒性はまれであり、患者の8%に合併症が認められた。
結論:IORTは高リスクNBを治療するための効果的で安全な技術であり、患者の3分の1未満が5年までに局所的に失敗し、治療による毒性を経験する患者はほとんどいない。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2023.12.008
PMID: 38310488

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