原題
Longitudinal profiling identifies co-occurring BRCA1/2 reversions, TP53BP1, RIF1 and PAXIP1 mutations in PARP inhibitor resistant advanced breast cancer.
背景:乳癌治療における相同組換え欠損(HRD)標的療法の有効性は、耐性によって妨げられている。しかし、耐性メカニズムの頻度とそれらを標的とする方法は依然として不明である。
方法:循環腫瘍DNA(ctDNA)の突然変異プロファイリングを、新規配列決定パネルを用いて、耐性を発現したHRD標的療法で治療された47人の患者で実施した。
結果:BRCA1/2復帰変異は耐性の一般的な形態であり、患者の60%に認められた。2つの新しい復帰に基づくメカニズムも同定された。復帰は疾患進行までの時間の有意な短縮と関連していた。
結論:本研究は、耐性を引き起こすメカニズムの有病率を明らかにし、臨床管理およびHRD乳がん試験デザインの改善に情報を提供する。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2024.01.003
PMID: 38244928
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