原題
Sub-lobar resections for peripheral non-small cell lung cancer measuring ≤2 cm: Insights from recent clinical trials.
背景:非小細胞肺癌(NSCLC)の治療における亜葉切除による新しい標準治療を確立することを目的とした2つの包括的な試験。
方法:この試験では、2 cm以下の末梢NSCLC患者1803名を、定位放射線治療(SABR)の潜在的影響を調査しながら、葉切除または亜葉切除のいずれかに無作為に割り付けた。
結果:術後死亡率は両試験とも低かったが、1件の試験では5年無病生存率は約60%であった。他の悪性腫瘍は試験患者の15~18%に認められ、亜葉切除を受けた患者では長期生存率が高いことが示された。
結論:この知見は、一般化可能性には顕著な限界があるにもかかわらず、外科的切除とSABRを比較する進行中の試験に患者を登録することへの関心を高めるであろう。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2024.110094
PMID: 38224918
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