T1aN0非小細胞肺癌に対する葉切除と亜葉切除の癌および白血病グループB 140503(アライアンス)試験からの二次原発性肺癌の割合の二次解析。

原題
Secondary Analysis of the Rate of Second Primary Lung Cancer From Cancer and Leukemia Group B 140503 (Alliance) Trial of Lobar Versus Sublobar Resection for T1aN0 Non-Small-Cell Lung Cancer.
背景:この研究では、根治的外科的切除を受けた早期非小細胞肺癌(NSCLC)患者における二次原発性肺癌(SPLC)発症のリスクを検討した。

方法:国際的な無作為化第III相試験であるCancer and Leukemia Group B 140503(Alliance)は、亜葉(SLR)または葉切除(LR)を実施したステージT1aN0のNSCLC患者の無病生存率を調査した。手術後、参加者はコンピュータ断層撮影サーベイランスを受けた。

結果:SPLCの割合は年間3.4%(SLR 3.8%、LR 3.1%)であり、5年累積発生率は15.9%(SLR 17.2%、LR 14.7%)であった。

結論:SPLCを発症する可能性は、最初のNSCLC切除に利用された外科的方法にかかわらず、依然として有意である。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01306
PMID: 38215351

コメント

タイトルとURLをコピーしました