原題
Diagnostic Performance of (68)Ga-PSMA-11 PET/CT Versus Multiparametric MRI for Detection of Intraprostatic Radiorecurrent Prostate Cancer.
背景:放射線療法後の前立腺内再発の検出におけるGa-PSMA-11 PET/CTの有効性は疑わしい。
方法:Ga-PSMA-11 PET/CT、マルチパラメトリックMRI(mpMRI)、および前立腺生検を受けた35人の男性を含む単一施設の後ろ向き研究を実施し、診断精度を比較した。
結果:Ga-PSMA-11 PET/CTの感度は0.89、陰性適中率(NPV)は0.79で、mpMRIと同程度であった。しかし、Ga-PSMA-11 PET/CTとmpMRIの併用は、mpMRI単独よりも感度とNPVが有意に高かった。mpMRIは癌の28%を見逃し、その92%はPET/CTで検出された。
結論:Ga-PSMA-11 PET/CT検査は、前立腺内radiorecurrenceの検出に高感度であり、mpMRIと併用することで検出能が向上し、局所radiorecurrenceの診断に有用であると考えられた。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.266527
PMID: 38212074
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