尿道温存前立腺体幹部定位放射線治療:性機能と、無作為化第2相試験から得られた尿道球、下腿、および内陰部動脈への放射線量。

原題
Urethra-sparing prostate cancer stereotactic body radiotherapy: sexual function and radiation dose to the penile bulb, the crura, and the internal pudendal arteries from a randomized phase 2 trial.
背景:本研究では、前立腺癌に対する体幹部定位放射線治療(SBRT)後の放射線治療の線量強度と勃起障害(ED)の発症との関連を検討した。

方法:SBRTの5分割で36.25 Gyを受けた限局性前立腺癌の90人の男性を分析のために選択した。陰茎構造に送達された両方の用量および治療後のEDの発達を評価した。

結果:6.5年後、43%が勃起障害を発症し、これは尿道球または内陰部動脈ではなく、下腿への高線量照射と有意に関連していた。高用量の下腿を投与された患者は、勃起障害の発生率が高く、性機能の低下がより顕著であった。

結論:放射線療法の線量を4.7 Gyおよび12 Gy未満に制限することにより、SBRT後にEDを発症するリスクを有意に低下させることができる。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.12.037
PMID: 38160915
Open Access

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