原題
Bevacizumab, Irinotecan, or Topotecan Added to Temozolomide for Children With Relapsed and Refractory Neuroblastoma: Results of the ITCC-SIOPEN BEACON-Neuroblastoma Trial.
背景:BEACON Neuroblastoma試験では、高リスクの治療抵抗性および再発神経芽腫(RR-HRNB)の小児の治療において、3つの化学療法薬レジメンおよび抗血管新生薬であるベバシズマブ(B)の追加の有効性を検討した。
方法:RR-HRNBを有する患者(1〜21歳)を、Bを併用するまたは併用しないテモゾロマイド単独またはイリノテカン/トポテカンと併用する群に無作為に割り付けた。主な目標は、6コース後の最良の全奏効率(ORR)であった。
結果:患者160名のうち、Bを投与された患者のORRは26%であったのに対し、投与されなかった患者では18%であった。イリノテカンとBの間の潜在的な相互作用が検出され、両方を投与された患者(BIT群)のORRは23%であった。
結論:Bの追加はORRを改善し、無増悪生存期間を延長するようであり、将来の試験における免疫化学療法のためのBITレジメンの可能性を示している。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.00458
PMID: 38190578
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