転移性ホルモン感受性前立腺癌の男性における全生存期間の潜在的な代替としての放射線学的無増悪生存期間および臨床的無増悪生存期間。

原題
Radiographic Progression-Free Survival and Clinical Progression-Free Survival as Potential Surrogates for Overall Survival in Men With Metastatic Hormone-Sensitive Prostate Cancer.
背景:転移性ホルモン感受性前立腺癌(mHSPC)患者の生存期間は長いにもかかわらず、ほとんどが依然として前立腺癌で死亡している。新しい治療法を評価する従来の試験では、エンドポイントとして全生存期間(OS)を用いるために数十年を要する。本研究の目的は、代替エンドポイントとして放射線学的無増悪生存期間(rPFS)および臨床的PFS(cPFS)を検証することである。
方法:mHSPCにおける異なる治療レジメンを扱った9つの試験からの個々の患者データを分析した。本研究では、代理閾値効果(STE)計算を用いた2段階のメタ解析的検証モデルを採用した。
結果:6,390人の患者からのデータは、平均OS、rPFSおよびcPFSがそれぞれ4.3年、2.4年および2.3年であることを示した。rPFSおよびcPFSのSTEは0.80および0.81であった。
結論:rPFSおよびcPFSはいずれも、将来のmHSPC試験におけるOSの潜在的な代替エンドポイントであり、治療開発を促進する可能性がある。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01535
PMID: 38181323

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