前立腺癌に対するMRIガイド下定位放射線治療のための分割内運動とゲーティングの影響の定量化:MIRAGE第III相無作為化試験のMRI群の解析。

原題
Quantifying Intrafraction Motion and the Impact of Gating for MRI-guided Stereotactic Radiotherapy for Prostate Cancer: Analysis of the MRI arm from the MIRAGE Phase III Randomized Trial.
背景:MRI検査ガイド下放射線治療(MRgRT)は、前立腺癌治療における急性毒性を低下させることが示唆されている。本研究では、MRgRT中のリアルタイムイントラフラクショントラッキング/ゲーティングが毒性発現レベルに及ぼす影響を検討する。

方法:本研究では、MR-LINACを投与された79人の患者からの391の治療を分析した。前立腺の10%以上が3 mmのゲーティング境界の外側に移動したときに、自動ビームホールドを開始した。

結果:大きな分割内運動は毒性の増加と関連していたが、運動はリアルタイムトラッキングにおけるゲーティングプロセスによって効果的に軽減された。前立腺の動きは主に膀胱-直腸軸に沿っていた。

結論:リアルタイム分割内トラッキング/ゲーティングは、分割内運動を効果的に制御できるため、MRgRTを受ける患者の毒性発現を低下させるのに重要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.12.035
PMID: 38160916

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