切除可能境界例および局所進行膵癌に対する定位MRガイド下オンテーブル適応放散療法(SMART):多施設共同非盲検第2相試験。

原題
Stereotactic MR-guided on-table adaptive radiation therapy (SMART) for borderline resectable and locally advanced pancreatic cancer: a multi-center, open-label phase 2 study.
切除可能境界例と局所進行膵癌患者に対する切除的定位磁気共鳴(MR)誘導適応放散療法(SMART)の安全と有効性を検討した。

方法:多施設、単一群の第2相試験では、3ヶ月以上の化学療法後、疾患の進行および特異的抗原レベルを伴わない136人の患者が登録された。SMARTは、5分割で50 Gyに処方された0.35T MRガイド下システムを用いて実施され、選択的照射は任意であった。

結果:中央値22.9か月の追跡調査では、患者の34.6%でSMART後に手術が行われ、診断とSMARTからの2年生存率はそれぞれ53.6%と40.5%であった。患者の4.6%にグレード3以上の遅発性毒性が認められた。

結論:SMART試験は有望な長期生存および限定された重度の毒性を示し、さらなる研究が必要である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.110064
PMID: 38135187
Open Access

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