原題
Long term results of a phase I dose escalation trial of ablative stereotactic body radiation therapy.
背景:体幹部定位放射線治療(SBRT)は様々な形態の癌の治療に広く用いられているが、脊椎以外の骨およびリンパ節転移に対するプロトコールは一貫していない。
方法:90人の患者を含む用量漸増試験を実施し、50ヶ月の追跡期間中央値にわたって、目に見える脊椎以外の骨およびリンパ節転移に対するいくつかのSBRT用量レベルを試験した。
結果:コホート間で主要な毒性徴候は観察されなかった。グレード2の毒性は7~13%の範囲であり、局所失敗率は3~9%であった。無増悪生存期間中央値は16.5ヵ月、4年全生存率は68%であった。
結論:用量漸増単回SBRTは、骨転移およびリンパ節転移の治療に安全かつ有効であることが証明されており、特に乳がんおよび前立腺がんに対する患者の利便性および費用対効果のために使用することが支持されている。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.12.021
PMID: 38151189
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