原題
Predictive factors for severe radiation-induced lung injury in patients with lung cancer and coexisting interstitial lung disease.
背景:本研究では、胸部放射線療法を受けている間質性肺疾患(ILD)を有する肺癌患者における重篤な放射線誘発肺損傷(RILI)の予測因子を検討した。
方法:2つの三次センターで胸部放射線療法で治療された患者は、治療前の好中球数(ANC)、好中球-リンパ球比(NLR)、およびILDの重症度に基づいてRILIについて評価された。
結果:治療前の高いANC、NLR、およびILDの重篤度は、54人の患者における重度のRILIの有意な予測因子であった。さらに、重度のRILI患者では全生存率が有意に低かった。
結論:重度のRILIは、治療前の血中NLR、ANC、およびILDの重症度に影響され、患者の全生存率に深刻な影響を及ぼす。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.110053
PMID: 38104782
Open Access
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