原題
Choosing the right questions – a systematic review of patient reported outcome measures used in radiotherapy and proton beam therapy.
背景:本研究は、放射線治療または陽子線治療(PBT)サービスで使用するための適切な患者報告アウトカム指標(PROMs)を特定することを目的とした。
方法:書誌データベースを検索することにより、アウトカム指標としてPR OMを報告した2008~2023年の研究を含めた。COSMIN報告ガイドラインに従って、PROMの質を評価した。
結果:268件の研究のうち、52件が選択基準を満たし、39の異なるPR OM、主に腫瘍または部位特異的な生活の質の測定を用いた。良好な内容に対して高いGRADEスコアを得た研究はなく、13件は中等度のスコアを得た。
結論:多くのPR OMが放射線療法の研究に使用されているが、ほとんどは放射線療法の副作用に対する特異性を欠いており、患者の支持療法の提供を危うくする可能性がある。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.110071
PMID: 38142933
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