中枢神経系非胚芽腫性胚細胞腫瘍の小児および青年における反応に基づく放射線療法の治療成績:プロスペクティブ研究の結果。

原題
Treatment Outcome of Response-based Radiotherapy in Children and Adolescents with Central Nervous System Nongerminomatous Germ Cell Tumors: Result of a Prospective Study.
背景:中枢神経系(CNS)非胚細胞性はい細胞腫よう(NGGCT)に対する放射線療法の最適線量と範囲は不明であり、導入化学療法と手術を併用した個別化放射線療法の検討が必要である。

方法:NGGCT患者の評価には、化学療法および手術後の画像および腫瘍マーカーが含まれた。その後、彼らは特定の条件に基づいて異なる放射線療法戦略に割り当てられた。

結果:研究は、3年イベントフリー生存率(EFS)と全生存率(OS)がそれぞれ70.2%±6.9%と77.5%±6.0%の51人の患者で構成されていた。化学療法後に部分奏効を達成した患者は、安定または進行性疾患の患者よりも高い生存率を示した。

結論:化学療法と手術結果に基づく個別化された放射線療法戦略は、良好な反応を示す患者に対して放射線量を低減しても実行可能であり、有効であると思われる。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.12.006
PMID: 38122991

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