原題
Women’s preferences for hypofractionated radiation therapy for treatment of early-stage breast cancer: a discrete choice experiment.
背景:乳房温存手術とその後の体外照射療法は、早期乳癌の一次治療である。研究者らは、治療に対する女性の好みとその特徴(手術の種類、治療期間、副作用、転居、日常活動への影響など)を理解することを目的とした。
方法:治療の好みを評価するために、乳癌に罹患している女性および一般大衆を対象に離散選択実験を実施した。これを分析し、異なる属性間で比較した。
結果:420人の回答者から、若い女性は手術の種類をより高く評価していたが、高齢女性は手術の種類に影響されなかった。選好は、副作用が少ないこと、治療期間が短いこと、日常活動の中断が少ないこと、および転居を回避することによって正の影響を受けた。
結論:特定の治療属性は、女性の治療選好に有意に影響する。この知見は、乳がん治療に関する議論、資源開発、サービスへの資金提供、および提供の指針となる可能性がある。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.11.027
PMID: 38110105
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