原題
Radiation-induced long-term dysphagia in survivors of head and neck cancer and association with dose-volume parameters.
背景:本研究の目的は、長期嚥下障害の有無にかかわらず、頭頸部癌(HNC)の生存者における放射線量パラメータを比較し、生活の質への影響を検討することである。
方法:この研究には、1日の検査を受け、患者の質問票に記入したHNC生存者が含まれていた。嚥下障害はEORTC QLQ-H&N35嚥下スケールを用いて測定し、RT計画を分析した。
結果:参加者239名のうち、75名が嚥下障害を報告した。この群では生活の質が低下していた。長期の嚥下障害は、高齢、女性であること、中咽頭収縮筋への高用量投与などの因子と関連していた。
結論:年齢、性別、および特定の放射線量は、長期の嚥下障害と関連していた。既存のモデルではこの状態を十分に予測できず、さらなる研究が必要であることが示されている。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.110044
PMID: 38061420
Open Access
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