原題
Dosimetric rationale and preliminary experience in proton plus carbon-ion radiotherapy for esophageal carcinoma: a retrospective analysis.
背景:手術不能な食道癌に対しては、化学療法と放射線療法の同時併用が標準である。本研究では、陽子線治療と炭素イオン線治療の併用の安全性と効率を評価する。
方法:2017年から2020年の間に、食道癌の20人の患者が、ペンシルビームスキャンを用いた陽子および連続炭素イオン放射線療法で治療された。さまざまな放射線治療タイプの比較が行われた。
結果:患者は一般に治療によく耐え、2年生存率は69.2%であった。毒性は一部の患者で認められた。陽子線および炭素イオン線治療は、光子線治療よりもリスクのある臓器に低線量を照射した。
結論:陽子および炭素イオン放射線療法は、食道癌を治療するための有望で潜在的に安全な選択肢であり、さらなる調査が必要である。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-023-02371-9
PMID: 38041122
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