内部乳房結節照射(POTENTIAL)を伴うまたは伴わないリンパ節陽性乳癌における乳房切除術後放射線療法の第III相多施設共同無作為化試験における品質保証:計画ベンチマークケース。

原題
Quality assurance in a phase III, multicenter, randomized trial of POstmastectomy radioThErapy in Node posiTive breast cancer with or without Internal mAmmary nodaL irradiation (POTENTIAL): a planning benchmark case.
背景:POTENTIAL試験は、高リスク乳癌患者における内乳腺リンパ節(IMN)照射の有効性を評価する第3相試験である。

方法:参加施設は、ベンチマークケースの概要を受け取り、プロトコルに従って放射線治療計画を作成し、評価のために提出した。フィードバックに基づいて、施設は計画を修正し、プロトコルの遵守を評価した。

結果:26施設の計画の分析は、最初の提出で大きな逸脱を示した。標的領域およびリスク臓器(OAR)の線量範囲に関して、最終提出時のコンプライアンス率は有意に改善した。

結論:主要な逸脱は修正され、プロトコルの遵守は改訂とともに有意に改善され、多施設試験の計画の質を確保する上でのベンチマークケースの重要性が強調された。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-023-02379-1
PMID: 38031125
Open Access

コメント

タイトルとURLをコピーしました