原題
Prostate volume variation during 1.5T MR-guided adaptive stereotactic body radiotherapy (SBRT) and correlation with treatment toxicity.
背景:本研究の目的は、1.5T MR-ライナックでの毎日適応前立腺SBRT治療中の前立腺容積変化を測定し、それを治療毒性と関連付けることである。
方法:低~中等度リスクの前立腺癌患者を対象とした試験では、35 Gyおよび36.25 GyのSBRTを5分割で実施し、治療の副作用を様々な確立された尺度で評価した。
結果:254人の患者を対象とした研究では、前立腺容積の有意な変化が認められ、平均容積は6.4%増加した。症例の半数は前立腺腫脹を観察し、しばしば計画されたPTV拡大によって相殺された。ベースラインのCTV容積が55 ccを超えると、より縮小する傾向があった。
結論:毎日の適応SBRT治療中に明らかな前立腺容積の変化が観察され、症例の半数で腫脹が認められた。患者報告アウトカムとの明らかな相関は認められなかった。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.110043
PMID: 38056694
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