原題
Overall survival with [(177)Lu]Lu-PSMA-617 versus cabazitaxel in metastatic castration-resistant prostate cancer (TheraP): secondary outcomes of a randomised, open-label, phase 2 trial.
背景:TheraP研究では、転移性去勢抵抗性前立腺癌に対するルテチウム-177[Lu]Lu-PSMA-617とカバジタキセルの影響、特に全生存期間とバイオマーカー分析を検討した。
方法:本研究は、PSMA陽性前立腺癌患者を対象とし、[Lu]Lu-PSMA-617とカバジタキセルによる治療を比較する非盲検無作為化試験を含んでいた。
結果:200人の患者が治療を受け、2つの治療群間で観察された全生存期間に有意差はなかった。その後の代替薬による治療は、カバジタキセル群の20%および[Lu]Lu-PSMA-617群の32%で示された。
結論:これらの結果は、[Lu]Lu-PSMA-617が、ドセタキセル投与後のPSMA陽性転移性去勢抵抗性前立腺癌に対するカバジタキセルの代替薬であることを示唆しているが、全生存期間に差は認められなかった。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(23)00529-6
PMID: 38043558
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