原題
Prospective study of HDR brachytherapy (BT), External Beam Radiotherapy (EBRT) and Androgen Deprivation Therapy (ADT): 10-years experience of an MRI-Guided approach.
背景:本研究では、HDR BTとEBRTの併用治療を受けている限局性前立腺癌患者における生化学的失敗と遠隔転移の予測因子を評価した。
方法:治療には、15 GyのHDRの単回照射と37.5 GyのRTを併用し、ADTの期間はリスク群によって異なった。記述的解析を実施し、カプラン・マイヤーモデルを用いて生存率を評価した。
結果:309人の患者のうち、41人が生化学的失敗を示し、18人が転移を発症した。MR-T3bステージおよびADTの使用は生化学的失敗の重要な予測因子であったが、陽性コアの数が多い(>50%)と遠隔転移が予測された。
結論:mpMRIでより大きなSV浸潤が示され、生検で50%以上のコア浸潤を有する患者は、前立腺癌による生化学的再発または転移のリスクが高い。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.110024
PMID: 37995851
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