英国バイオバンクにおける加速度計で測定した身体活動、歩数、およびがんリスクの用量反応:プロスペクティブコホート解析。

原題
Dose-response of accelerometer-measured physical activity, step count, and cancer risk in the UK Biobank: a prospective cohort analysis.
背景:本研究は高齢者における身体活動,歩数,及び癌リスク間の関係を理解することを目的とした。

方法:Axivity AX3加速度計デバイスを7日間装着した86,556人の参加者の英国バイオバンクデータを分析した。結果は、身体活動に関連する13の癌の発生であった。

結果:6年間の追跡期間中に、5,577例の癌症例が発生した。より多くの身体活動および1日の歩数が多いことは、癌リスクの低下と一致していた。30分/日から中等度の身体活動に切り替えると、癌リスクが低下した。

結論:調査結果は、強度に関係なく身体活動を増やし、毎日のステップを増やすことで、がんリスクを効果的に低下させることができることを提案しており、高齢者に対して実行可能な公衆衛生介入を提示している。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(23)02147-5
PMID: 37997129

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