DEEP試験における転移性去勢抵抗性前立腺癌およびBRCA1および/またはBRCA2の変化を有する患者の治療のためのオラパリブ。

原題
Olaparib for the Treatment of Patients With Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer and Alterations in BRCA1 and/or BRCA2 in the PROfound Trial.
背景:第III相PROfound試験では、BRCA変異を有する患者に焦点を当てたホルモン療法で進行した転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)患者の生存率をオラパリブ療法が改善することが示された。

方法:参加者は腫瘍組織検査を受け、160人がBRCA変異を有することが判明した。生存転帰はカプラン・マイヤー法を用いて計算し、奏効率と安全性も評価した。

結果:Olaparibは、無増悪生存期間(rPFS)および全生存率を改善した。これはすべての接合体群に有益であり、ホモ欠損を有する患者では広範な反応が認められた。生殖細胞系DNA解析は疾患進行率に影響を及ぼさなかった。

結論:オラパリブは、アビラテロンまたはエンザルタミドと比較して、mCRPCおよびBRCA変異を有する患者の生存アウトカムを増加させた。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.00339
PMID: 37963304

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