原題
Quantitative analysis of radiotherapy-induced cardiac and aortic sequelae in lung cancer patients via magnetic resonance imaging: A pilot study.
背景:本研究は,肺癌患者における放射線治療(RT)によって引き起こされる初期の心臓と大動脈の変化を,心臓MRIを用いて定量化することを目的とした。
方法:9人の肺癌患者をRT前,3及び6か月後に種々のMRI技術を用いてスキャンした。
結果:MRIスキャンは、特に左心室の中隔壁と高用量領域で、有意な変化と用量依存的な反応を明らかにした。歪みと遅延ガドリニウム増強(LGE)の変化は少なくとも6か月間持続し、50 Gy以上の放射線に曝露された領域で最大の影響を受けた。
結論:これらのMRIで検出された変化は、放射線量と心血管変化との関連を確認するために、より大きなサンプルサイズとより長い追跡調査によるさらなる調査を必要とする。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.10.037
PMID: 37951549
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