原題
Cardiorespiratory fitness in early-stage breast cancer patients with radiotherapy-related fatigue: A prospective pilot study.
背景:本研究では、放射線療法を受けている早期乳癌女性における心肺適応能と疲労との相関を検討した。
方法:放射線治療を受けている患者の心肺フィットネスはCPETを用いて評価し、疲労はFACIT Fatigue Scaleを用いて測定した。ピアソンの相関係数と単変量線形回帰を使用して、心肺フィットネス、疲労、および患者特性の間の関係を調査した。
結果:28名の患者を対象とした研究では、心肺フィットネスと疲労レベルとの間に有意な関係は認められなかった。しかし、年齢とBMIは心肺フィットネスレベルと有意に関連していた。
結論:この研究は、放射線誘発疲労の予測因子としての心肺適応能を支持していない。心肺適応能を改善することで疲労を予防できるかどうかを評価するために、さらなる大規模研究を実施する必要がある。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.10.040
PMID: 37914143
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