転移性去勢抵抗性前立腺癌に対する抗体送達を介した前立腺特異的膜抗原標的化αエミッター:(225)Ac-J591の第I相用量漸増試験。

原題
Prostate-Specific Membrane Antigen-Targeting Alpha Emitter via Antibody Delivery for Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer: A Phase I Dose-Escalation Study of (225)Ac-J591.
背景:本研究では、転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)で過剰発現する前立腺特異的膜抗原(PSMA)を標的とする薬剤であるAc-J591の安全性と有効性を検討する。

方法:従来の治療を拒否したか、効果がないと判断したmCRPC患者に、加速用量漸増デザインでAc-J591の単回投与を投与した。

結果:本研究は良好であることが証明され、ほとんどの有害事象は血液学的なものであり、おそらく放射能レベルに関連していた。患者の約半数が前立腺特異抗原(PSA)値の50%以上の低下を経験した。

結論:この種の試験としては初めて、mCRPCの治療におけるAc-J591の安全性および予備的有効性が示されたため、さらなる調査が必要である。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.00573
PMID: 37922438

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