原題
Impact of Interfractional Bladder and Trigone Displacement and Deformation on Radiation Exposure and Subsequent Acute Genitourinary Toxicity: A Post-Hoc Analysis of Patients Treated with MRI-guided Prostate Stereotactic Body Radiotherapy in a Phase III Randomized Trial.
背景:本研究では、オンボードの治療前0.35T MRI画像を利用して、前立腺SBRT中の膀胱および三角部の分割間変位および変形の影響を調査する。
方法:本研究は、MRIガイド下前立腺SBRTを受けた77人の患者を対象とした。膀胱および三角部の構造を画像上で輪郭を描き、容積および線量測定の変化を記録した。急性泌尿生殖器毒性の転帰を記録し、分析した。
結果:膀胱容積が減少しても、三角筋容積は一貫したままであった。三角筋は、画分ごとに様々な高用量を投与された。膀胱および三角筋への高用量曝露は、泌尿生殖器毒性の増加と数値的に関連していたが、統計的に有意な程度ではなかった。
結論:三角部は大きな分画間変位/変形とかなりの容積変化を示し、泌尿生殖器毒性に影響する可能性を示している。これらの因子は、放射線計画線量測定によって適切に予測されていない。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.10.015
PMID: 37871887
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